＜空港へ 1999年3月13日＞

空港へは前日にQueen Cafeで手配した車にホテルまで迎えに来てもらって向う。一人4ドル。同乗者は昨日のツアーで一緒だったアルヴィンにアメリカサンディアゴ出身で1年半旅行をしてやっと家路につくというアメリカ人男性。

それにしても今回のヴェトナムではこういうほかの旅行者とのふれあいが多くて面白かった。 南米やエジプトでもそうだったがいわゆる途上国へ行くと旅行者同士が仲良くなり易いように感じる。ヨーロッパを旅行してもこういうことはあまりないし、第一わざわざ旅行者同士が結束しなくても何不自由なく旅を遂行できる条件がすでにむこうではそろっているせいもあるのだろうなと思った。

ヴェトナムではアメリカ人の旅行者はあまり見ないと思っていたが、このサンディエゴの彼によれば実はフランス人以上にアメリカ人も多くヴェトナムを訪れているそうだ。 空港へ近づくと、チェックポイントで通行料を取られた。1台につき12000ドン。それを3人で割って一人4000ドン。よかった、ドンをまだ持っていて。

さらに空港では空港税もとられた。しかしそれでもドンが小額余ってしまったので空港の売店へ行ってこの額で買えるものは何かないか？と聞き、刺繍のコースター1枚と換えてもらった。

いよいよヴェトナムを離れる。たったの3泊4日の小旅行だったけれど久しぶりに旅気分を味わえた。結局滞在中、一度もヴェトナムの太陽をみることはなかったが今度は南の太陽を見に来ようと思った。